アークテリクスのインデックス15のレビュー
今日はアークテリクスのインデックス15を紹介します。
以前から気になっていたアークテリクスのインデックス15。
店舗でいつも手にしていたけど、お値段が高いので棚に戻していました…。
まぁ、高めの値段設定はアークテリクス全般に言えることなんですけど。
でも、ついに手に入れましたよー。
そういうわけでアークテリクスのインデックス15のレビューと、中身を出血大公開して容量15Lてどのぐらいかなーというサイズ感を紹介しちゃいますよ。
仕様
容量:15L
重量:0.22kg
寸法:44cm×25cm×25cm
PC収納:10インチタブレットは可、パッドなど保護はなし
書類収納:A4サイズは収納可能、但しクリアファイルに入れないと曲がる
素材:P200p ポリエステル 200 デニール平織り、N100mr-HT
お手入れ:表面の拭き洗いのみ
パッカブル?:YES(フロントポケットに収納することができます)
自立する?:単体では自立しない。荷物を入れれば自立可能。
ここがGOOD
- 軽い(軽さは正義!)
- 2つのグラブハンドルが取り回しに貢献
- 外にDループが付いている
- 内側にファスナーポケットがある
- メイン荷室がダブルファスナー
- フロントポケットが大きい
- パッカブルである
ここがイマイチ
- 内側のポケット2つが干渉している
- シートベルト型のストラップは少しでいいからパッドが欲しかった
向いている人・用途
- 食品の買い出し
- 子どもの送迎
- ディズニーランド
- 散歩
- 友人とブラブラ遊ぶ
- 病院
- 国内旅行の手持ちバッグ(洋服などの荷物はスーツケースに入れることを想定)
- バイク(自転車)乗車
- 海外旅行先での外出
- 2歳以降のお子さんとのお出かけ
メイン荷室とフロントポケットの2気室構造
まずは外観からみていきます。
フロントにおおきめのポケット、メインという2つの荷室というシンプルな造りです。
アークテリクスらしいスタイリッシュな印象です。
形はマチと幅が同じ25cm四方なので、コロンとしています。
四角い形なので中身が見やすく、出し入れもしやすいです。
ショルダーストラップはシートベルト型でパッド無し
ショルダーストラップはシートベルト型でパッドはなし。
私としてはこのシートベルト型ショルダーストラップが一番の気がかりでした。
特にGoruckの完璧なショルダーストラップに慣れてしまうと「パッドのないショルダーストラップなんて背負えるのだろうか?」というほど不安になります。
しかし、15Lの容量でそこまで重いものは持ち歩きません。
日常持ち運びするものを入れて半日お出かけしたところ、肩が痛くなったり重みが辛くなったりすることはありませんでした。
機内持ち込みにはどうせ他のものを使用するので、日常使いは15Lで問題なしです。
むしろパッカブルとして持ち運ぶためにもシートベルト型でなければなりません。
Dリング
フロント四隅にDリングが付いているので、ここにビーバーを付けてクロスバイク用のヘルメットを付けたりすることができます。
背面(背中側)にも付いています。
カラビナでドリンクを吊るしたり、除菌ジェルを吊り下げたりすることができます。
バンジーコードでジャケットを挟むこともできます。
こうした外付けができるというディテールは大事です。
黒は白い汚れが付きやすい
素材は200デニールのポリエステルで撥水コーティングがされています。
防水ではありませんが、多少の雨なら撥水効果があるようです。
たまに裏地のコーティングが剥がれて(蓋の部分とか)ボロボロなっている画像を見たことがあります。
経年劣化もあるのかもしれません。どのぐらい持つのか気になるところです。
素材はコーティングがされているせいか、薄手の200デニールながらもしっかりとした感触があります。
薄手のバッグのフニャフニャ感が苦手なのですが、このバッグはフニャフニャ感を感じませんでした。
黒はこのように白い汚れが目立ちやすいです。
素材が薄いので、内容物が張り出した部分が床の汚れなどに接触すると白っぽくなります。
持ちやすいパラコードのジッパープルで開閉が楽ちん
最近ではデフォルトですね、メイン荷室のダブルファスナー。
もはやダブルファスナーじゃないバックパックなんて購入対象にはなりませんね。
右利きの人もいれば左利きの人もいる。右肩を抜いてバッグを下ろす人もいれば、左肩を抜いてバッグを下ろす人もいる。
バックパッカーたるもの、どちらからバッグを下ろすかによってファスナーの位置が決まるのです!!
まぁ、バックパッカーじゃないですけどね。
フロントファスナーはシングルですが、背負った時に体の左側にファスナーが閉じるようになっています。
私は右肩を抜いて体の左にバックパックを回し、右手で内容物をごそごそまさぐる人なので、フロントのファスナーの位置も左で良かったです。
そして、ジッパーはこのように長めのパラコードが付いているので、手袋をしていても掴めて、開閉がしやすい仕様になっています。
ミリタリー系やアウトドア系のバックパックを吟味していると、この辺りはもうデフォルトですよ、デフォルト!!(偉そうに。)
ジッパーもスムースに動きます。
このバッグのようにバッグ自体の生地が柔らかめだとファスナーの開閉をするのが難しい時があります。反対側をもう片方の手で持ち張力を保たないとファスナーがまっすぐにならずサーッと開閉できないという問題ですね。(どなたかこの現象に名前を付けて下さい。)
でもこのバッグはスムーズに開閉します。
2つのグラブハンドル
トップにはグラブハンドルが2つ付いています。
フロントポケットの上、メイン荷室の下にあるグラブハンドルが実はかなり優秀でして。
アークテリクスのレビュー欄には「なんでグラブハンドルが2つも付いているんだ、無意味だ、邪魔だ」という意見を見かけたりもしたんですが、分かってないですねー。
この2つ目のグラブハンドルが取り回しの時に大活躍するんですよ。
これは使ってみないと分らない体験です。
私は「アークテリクス、伊達に価格お高めじゃないわね…!やるわね、あなた…」と思いました。
フロントポケットはペットボトルが3本入る広さ
フロントポケットは底部まで深さがあるので、たっぷり広くて使いやすいです。
ここには厚めのタオル、500mlペットボトル、ウェットティッシュを入れましたが、まだかなり余裕があります。
フロントポケットには500mlペットボトルが3本入ります。
見やすいメイン荷室
メイン荷室の内容物の例です。
細々としたものを収納するために無印良品のナイロンメッシュポケットのB5サイズを利用しています。
メイン荷室は、背面側にハイドレーション用ポケット(緩いゴム入り)とファスナー付きポケットがあります。
ハイドレーション用ポケットには10インチのタブレットが入るそうですが、パッドもパネルもないので直には入れられないですね。
また、よくみないと分かりませんが、実はこのハイドレーション用ポケットの入り口は斜めになっていて、体の左側に回したときにアクセスしやすいように出来ています。
その上には吊り型のジッパーポケットが付いています。
ここはサングラスが横に入るサイズです。
長財布は入りませんが、コンパクトサイズの財布なら入ります。
内側に2つポケットがあるのはいいのですが、各々が干渉しているので使いやすさはイマイチ。
1つをフロント側に付けてくれると良かったかもしれません。
長財布、カード入れ、マイバッグ×3、薬ポーチ、ティッシュ、ペン、ウエットティッシュ、タオル、サングラス、眼鏡拭き、サバイバルミニキット、マスク、生理用品。
以上の内容物にノースフェイスのフューチャーライト スーパーヘイズジャケットを重ねました。
ジャケットはもっとコンパクトになりますが、てきとうに入れてもまだ余裕があります。
もう1着レインジャケットを入れられると思います。
あるいはレインジャケット2着の代わりに、スエット素材のパーカーを入れられるくらいの余裕があります。
2Lペットボトルは2本入りますが、まだ上と脇に余裕があります。