先日、愛犬の一匹であるシェスキー(ハスキー&ジャーマンシェパード)にゴミ箱を破壊されました。
我が家のシェスキーはハスキーらしく自立心が強く、好奇心旺盛で、脱走歴数回、独力で食べ物を探し出す能力に長けており、ゴミ箱を自分で開けようとします。
どうやって開けるのかというと、太く頑強な鼻を使って蓋を上に持ち上げるのです。
我が家には大型犬が三匹いますが、ゴミ箱を漁るのはこのシェスキーだけ。
他の二匹はゴミ箱の匂いは嗅ぐものの、開けようとはしません。
アメリカのゴミ箱には「Dog-proof」つまり「犬のゴミ漁りを防止できますよ!」的なゴミ箱もけっこうあって、ロック機能がついていたりするものもあるんですよ。
で、ある夜中にゴトーンという音がしたので旦那が見に行ったら、シェスキーがゴミ箱を倒しておりました。
楕円型だったので、形状的にも倒れやすかったかもしれません。
倒れた拍子に蓋が外れ、蓋と本体を繋いでいたプラスチックの部分が割れてしまい、蓋が完全に分離してしまいました。
足で踏むペダル型のゴミ箱だったのですが、蓋が取れてしまったので、いちいち手で蓋をどかしてゴミを捨てたあとは蓋を戻す動作を数日間繰り返していました。
うむ、非常にめんどうくさい。
そういうわけで、新しいゴミ箱を新調することにしました。
ググること数日・・・
最終的に、シンプル・ヒューマンのレクタン型ゴミ箱45リットルを購入しました。
シンプル・ヒューマンのゴミ箱
シンプル・ヒューマンのゴミ箱は、今回が二代目です。
一代目は10年ほど使っていましたが、夫の兄弟の家に置いてきました。
もう古くなってステンレス表面に変色もあったり、誰も掃除しないので汚くなっていましたが、10年経過してもちゃんと機能していました。
今回ワンコが壊した楕円形のゴミ箱は、引っ越し直後にウォルマで急いで買ったもので、外観の美しさとか機能性とかガン無視。
それでも値段は60ドルと可愛くないものでした。
美しいスリークな外観
シンプル・ヒューマンのゴミ箱を再び選んだ理由の一つは、美しい外観です。
今はどこのメーカーもステンレス製の美しい外観のゴミ箱を出していますが、シンプル・ヒューマンのゴミ箱の美しさはどこか頭一つ分飛び抜けています。
レクタン型
丸型、楕円型、半円型、長方形と使ったことがありますが、キッチンのゴミ箱としては長方形が最も使いやすく、最適解です。
(ちなみに、バスルームやトイレのゴミ箱としては半円型がとても使いやすかったです。バスルームやトイレでは長方形は試したことがないのでわかりません。)
とにかくゴミが入れやすい。
今までの楕円型だと、たとえば塵取りでゴミを捨てるとき、横からはみ出てしまうんですね。
横幅が足りず、掃除機内のゴミをそのまま捨てる時も粉塵がはみでて床に落ちてしまっていました。
床に落ちた粉塵をまた掃いて捨てるか、ふき取りをしなければならないという二度手間が地味にストレス。
でもレクタン型は横幅があるので、ゴミや粉塵が飛び出しません。
普通にゴミを捨てる時も間口が広く、捨てやすい。
同一平面な蓋
ワンコが鼻で蓋を持ち上げられないように「同一平面な蓋」のゴミ箱というのも条件のひとつでした。
でも、あとで気が付いたのですが、内蓋(ゴミ袋を変えるときに上げるステンレスの部分)は段差があるので、ワンコがここを持ち上げる可能性が・・・Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン
ただし、内蓋の部分は少し固めになっているので、ワンコも簡単にハナで持ち上げることはなさそうです。
フットペダル式
最近はセンサー式のゴミ箱も多いですが、私は絶対にフットペダル派。
センサーは電池の交換が面倒くさいし、手をかざして待つあの0コンマ何秒がどうしても嫌なんですよね・・・
フットペダルなら自分自身の意志とゴミを捨てるというコラボ動作がマッチするといいますか・・・
某モールのトイレの個室にあるサニタリーボックス(生理用品ゴミ箱)で、センサー型のものがあるけど、あれ非常に使い勝手が悪い。
手をかざして、ゴミを置く、閉まる、あのぎこちない機械動作が許せない!
たとえば大をしたとき、乳幼児用のおしりふきを使うんだけど、何枚か使う時があるじゃないですか・・・
それを捨てるたびに手をかざして、置いて、閉まるを繰り返す。
開いている間に急いでもう一枚捨てようとしたら間に合わずに場外に落ちる。
それにそのフラップ部分にゴミを置くわけだけど、ゴミがいちいち直接触れるので、非衛生的だと思う。
あと女性はスカートが周囲に触れないように抑えていたり、ズボンが床まで落ちないように手で押さえていたりして、手が空いていない時とかも多いんですよね。
片手で洋服を抑え、もう片方の手におしり拭きを持ったまま、ゴミ箱を開けるために手をかざすという無様な光景が思い浮かびませんか。
その点、フットペダルなら足で踏んだままずっと開けっ放しにできて、ゴミを次から次へと捨てれるのです。
そして、このシンプル・ヒューマンのゴミ箱はフットペダルが巨大。
ゴミ箱の横幅いっぱいにまで広がっているので脇からでも足を延ばして踏むことができます。
数日経過後、ペダル部分に足指跡や室内サンダルの汚れが付いていましたが、中性洗剤を浸した雑巾でさっと拭けば綺麗になります。
ゴミ袋収納ポケット内蔵
背面にゴミ袋収納ポケットが内蔵されており、ゴミ袋をいちいち取りに行くあの面倒な作業を減らすことができます。
このゴミ箱にはお試し用としてシンプル・ヒューマンのゴミ袋があらかじめ付属していたので、今はそれを使っています。
背面に入れるだけでOK。
我が家ではゴミ箱がいっぱいになると、旦那がよくゴミ袋を取り出して捨てに行ってくれるのですが、新しい袋を用具室からとってきてセッティングするというタスクはしてくれません。たぶん、面倒くさいから。
でも、これならその場で新しい袋をセットできるので、面倒くささがだいぶ軽減されます。
新しい替えのゴミ袋は、古いゴミ袋を取った時にゴミ箱の内側から取り出すことができて便利。
ただ、シンプル・ヒューマンのゴミ袋をわざわざ買う予定はなく(割高だから)、いつもコストコでゴミ袋を買っているので、おそらく背面にコストコのゴミ袋を手動でセットすることになることでしょう。
ちなみにシンプル・ヒューマンのゴミ袋自体も、このゴミ箱にぴったりのサイズに作られており、非常に収まりがよくて優秀でした。(このゴミ箱は45リットルです。)
袋が表から見えない
袋が表から見えないというのもポイント高いですね。
我が家はインスタ栄え系ではありませんし、ゴミ袋がチラ見えしてても全然気にしませんが、「生活感を減らしたい!という方にはもってこいです。
45リットルという絶妙な容量
ゴミ箱の容量は、居住者の人数によって最適解が異なってきます。
我が家は三人家族。
旧ゴミ箱は30リットルだったのですが、ちょっと大きなものを捨てるとすぐに満杯になってしまいました。
特にアメリカだとモノ自体が大きいので、ゴミもカサがあります。
たとえば牛乳なら2リットル~1ガロンのプラ容器で、潰して捨てても結構なカサがあります。
お菓子類の硬質な紙外装とか、ポテチの袋とか、内容量が多いので外装も大きい。
満杯になったのでゴミ箱から出すと、まだまだゴミを入れる余裕があるので、ゴミ箱の横に置いたまま、さらにゴミを入れていくという謎のプロセス。
(コストコのゴミ袋が13ガロン(49リットル)なのでゴミ袋の方がだいぶ大きい)
一代目シンプル・ヒューマンは50リットルを使っていたんですが、ちょっと大きすぎて、匂いが気になっていました。
この45リットルだと大体3日目に満杯になるぐらいで、我が家にはちょうどいい容量・サイズです。
指紋跡がつかない表面
他のシンプル・ヒューマンのゴミ箱同様、触れた時に指の後が付かない仕様になっています。
静音動作
蓋の開閉は静音仕様で、音が一切しません。
臭い消しフィルター付き
まだ使っていませんが、臭い消しフィルターが付属していました。
蓋の内側にくっつけるタイプだと思います。
掃除がしやすい底部
内側の底部はフラットになっていて、掃除がしやすいデザインです。
シンプル・ヒューマン一代目は、プラスチックの内桶があるタイプで、外容器(ステンレス)の底部は入り組んだ構造になっていて凹みや割れ目に小さいゴミなどが入り、非常に掃除がしにくく、きれいに保つことができませんでした。
まとめ:結局、シンプル・ヒューマンのゴミ箱は「買ってよかった」
大型犬にゴミ箱を壊されてから、何日もかけて情報を集め、最終的に選んだシンプル・ヒューマンのレクタン型ゴミ箱(45L・ステップペダル式)。
結果として、大正解でした。
✅ ワンコ対策になる同一平面の蓋
✅ ゴミが捨てやすい広い開口部と長方形の形状
✅ 足でラクに開けられる幅広フットペダル
✅ 見た目も美しく、指紋も付きにくいステンレスの外観
✅ ゴミ袋が見えない構造&収納ポケット付き
✅ 家族3人暮らしにぴったりな絶妙な45リットル容量
毎日使うものだからこそ、見た目・機能・衛生面・使い勝手すべてにおいて満足度の高いゴミ箱を選ぶことが、暮らしの小さなストレスを減らす一歩だと改めて実感しました。
「犬に開けられないゴミ箱を探している方」「おしゃれで機能的なゴミ箱を探している方」には、心からおすすめできるアイテムです。