クロスバイクを購入したのがきっかけで、最近はアウトドアウェアを選ぶようになりました。
クロスバイクに乗り始めたといっても、ガチで長距離を乗っているわけではなく、せいぜい娘と10~20kmをポタリングするくらいです。
走ってみると分かるけど、自転車でも10kmはけっこうな距離がある。私が虚弱体質ということもあるけど、100kmだの200kmだの走っているサイクリストをただ尊敬しちゃう。
自転車によるダイエットの効果もたかが知れてるよねーと思いつつも、漕いでると、実はかなり発汗します。
2~3月あたりは「寒い。でも漕いだら暑い。汗が。あー今度は汗のせいで寒くなってきた」みたいな、洋服の下で寒暑ループを繰り返す事象が発生しました。
そして4~5月は少し暖かくなってきたものの、走ると風が寒かったりする。着こむと汗をかいて暑くなる。
自転車のウェアはけっこう難しいということに気づいた今日この頃。
というわけで、アウトドアのウェアに目がいくようになりました。
アウトドア製品は技術の結晶でもあります。登山や厳冬・猛暑下でのアクティビティ用のウェアを展開しています。
アウトドアウェアは冬の肌着などには利用していたのだけど、お値段もけっこうするので普段着にはあまり利用していなかったんですよね。
というわけで、2~3月頃にこいつを購入しました。
モンベル「トレールアクションパーカ」
アウトドアのウェアにはシェル、ミドルレイヤー、ベースレイヤーとありますが、トレールアクションパーカは保温目的のジャージー素材のミドルレイヤーになるかと思います。
ジャージといっても保温性があるので春や秋にはTシャツの上に羽織るアウターとしても活躍します。
冬にはこの上にシェルを羽織ればミドルレイヤーとして活躍します。
商品説明
抜群のストレッチ性を備え、保温性にも優れたアクティブ仕様のパーカです。素材が持つストレッチ性により、ストレスのない快適な着心地を実現。裏面は暖かな起毛地なので、保温性にも優れています。生地の表面は滑らかな質感でレイヤリングしやすく、激しい動きにもしなやかに追従。フードはフィット感が高く、ジッパーを上げると目元以外の部位をすっぽりと覆えるため、バラクラバのような使い方が可能。冬季登山やアイスクライミングなど、激しい動きを伴う場面で真価を発揮します。
モンベル
では実物を見ていきます。
長所
- 薄いのに温かい。
- ストレッチ性がある。
- 防風性も若干ある。
- 口と鼻をカバーできる。
- ポケットが多い。
某ファッションストアのチープなフリース素材と比べると雲泥の差です。
チープなフリース素材だと目が粗くボッテリとしていますが、モンベルのトレールアクションパーカは目が細かく薄いのに温かい。
そしてストレッチ性があるので動きやすい。自転車だとストレッチ性がないと厳しいものがあるので、その点でも合格。4方向にストレッチします。
それからバラクラバ(目出し帽)のように口と鼻をカバーできるので寒い時は暖かく、サイクル中のマスク代わりになるのも便利です。
ポケットが豊富なのは嬉しいです。薄手ジャケットなのに表にジッパーポケット×3、内側に深いポケット×2で、合計5つも付いています。
ポケットの裏地にフリースを施しているディテールも嬉しいですね。寒いときは手を入れると温かい。
短所
- 袖が細め。
- 透湿性がない。
保温を目的とした「サーマル」パーカになるので、透湿性はあまり望めません。そのため、暑くなってきたら前ファスナーをかなり開けるか全開にしないと、熱がこもってしまいます。
今の時期(5月初旬)なら朝晩はまだ肌寒いのでTシャツの上に羽織れば丁度良いでしょう。
温度でいうと10~20℃の範囲で快適に使えると思います。
それから他のブログで短所として述べている方もいましたが、袖が細めです。二の腕はそうでもありませんが、肘から手首までがかなり細く、ぴったりフィットするようになっています。
私は実は気に入った色がなかったのとセールで少々安くなっていたのでメンズのSサイズを購入しました。体幹は太いものの肘から手首は割と細い体型をしているのですが、それでも袖口は細身だと感じます。袖を肘までまくるのはちょっと大変というくらいです。