モンベリストの皆さん、こんにちは。
今日はモンベルのアンダーウェア、ジオラインのお話です。
アンダーウェアとか何とか格好いいこと言ってるけど、要は肌着っちゃ!
寒い時期に着ていたノースフェイスの肌着が伸び伸びとストレッチし始め、ワンピース状態になってしまったことから、モンベルの肌着を試してみることにしました。
なお、ノースフェイスの肌着は13年にわたって冬の私を温めてくれました。肌着のくせにお値段はけっこう張るけど、13年も着れば奴も本望でしょう。
登山家やスポーツ民のなかでは、アンダーウェアが何より大事という先輩もいらっしゃいます。
良い肌着を着ていると寒さも大分違ったりしますし、肌に触れるアンダーウェアは体温調節という、クライマーにとっては生死に関わる重要な役割を担っておりますので、私たちパンピーが想像する以上に大事なアイテムなんだと思います。
さて、今回試してみたのはモンベルのジオラインです。
【モンベル】ジオラインのL.W.とM.W
モンベルには3シリーズほどアンダーウェアの展開があります。
- メリノウール:保温性に優れた寒期のアンダーウェア
- ジオライン:速乾性に優れた汎用アンダーウェア
- シルク:お肌に優しいアンダーウェア
※厳密にはもう一種類クール・ジオラインというジオラインの薄手バージョンもあります。
ジオラインはさらに生地の厚さによって薄手・中厚手・厚手と別れています。
薄手:Light-weight
中厚手:Middle-weight
厚手:Expedition
今回紹介するのは、左のL.W.薄手とM.W.中厚手のアンダーウェアでございます。
まずは実物から観ていきましょう。
生地の編み方の違いが分かるように撮影してみました。
LW薄手の方はメッシュぽいテキスチャーですね。
ジオラインM.W.中厚手を着てみた感想
まずジオラインM.W.中厚手を着てみた感想です。
MWは2月~3月半ばくらいまで着用してみました。
着心地はまあまあです。
私は肌が痒くなりやすく、生地によっては痒くなってしまってNGな場合があります。
13年の秋冬に着ていたノースフェイスの肌着も、最終的にやはりピリング(毛玉)が出来てしまいましたが、最後の方はそのピリングが肌にあたって痒くなっていました。
モンベルのジオラインのMWは、肌は痒くならず大丈夫でした。
ただ、数か月着用した形跡をみると、表側に少々毛玉が見えます。衣服の毛玉は避けられないものですが、毛玉が多くなって痒くなってくると着られなくなってしまいます。なので、毛玉があまりできませんように。
そして保温性ですが、2月~3月半ばは丁度良かったです。
ノースフェイスのアンダーウェアに比べると保温性は低めです。
ちょっとヒヤッとする感じ。
でもそれがジオラインの意図するところです。
2~3月の8~15℃くらいの気候下で、ママチャリでサイクリングに行ったとき、上に温かいジャケットを着ていたのですが汗の不快感が緩和されました。
それまでは暑くてもうどうにもならないというぐらい熱がこもってしまっていたのですが、ジオラインのMWを着ていたときは快適なライドでした。
登山やウインタースポーツではなく雪山に観光で行ったりするときにはちょっと寒さを感じるかもしれませんね。
用途によって最適なアイテムを選びたいところです。
私は基本的にスポーツはしませんので(サイクリング以外)、上着の調整によってこのジオラインのMWが真冬にも耐えられたら、もう1枚買い足しても良いかなと思っています。
なお、サイズ感ですが、ユニクロのサイズ相当で大丈夫だと思います。私はトップスはユニクロのLを着用しますが、ジオラインのLで大丈夫でした。
ジオラインL.W.薄手を着てみた感想
次はL.W.薄手です。
3月後半はジオラインのM.W.では暑くなってきて着なくなったので、サイクリングのときにジオラインL.W.を試してみました。
こちらも着た瞬間はヒヤッとした感触があります。
思ったより薄手で、メッシュのようなテキスチャーです。
表面が少し凹凸があるような感じ。
そのせいだと思いますが、これが私にはNGでした。
どうしても痒くなってしまうのです。
ユニクロのエアリズムのメッシュ素材分かりますか?多分、女性用にはなく、キッズや男性用の肌着しか販売されてないと思いましたが、ああいう柔らかいメッシュ生地ではなく、ジオラインのLWはちょっと張りがある感じのメッシュなんです。
そのため、着た瞬間から肌にちくちくする感じがあって、1度着用したけれど断念しました。
洗濯して着続けるとチクチク感もなくなるという意見をどこかで見たので、もしかするとその通りなのかもしれません。
以上、モンベルジオラインのLWとMWのレビューでした。